はじめての生デニムと育て方

そもそも生デニムって何だろう?
デニムを育てるってどうやって?
…そんな、気になるデニムの
アレコレを
Levi’s®のストア
スタッフさんに聞いてみました!

TEACHER

Levi’s®原宿店 店長

シャーロック・レオンさん

生デニムって何が違うの?

生デニムとも呼ばれるリジットデニムは、通常のデニムとは違い防縮加工を施していない、未洗いの状態で出荷されたもの。穿き続けることで風合いや色合い、フィット感がどんどん変化し、自分好みの一着に育て上げられるところが魅力です。

あんまり洗わない方がいいって本当?

洗わない方がいい…という意見も多いのですが、初心者の方は洗って愛用してほしい。
というのも、皮脂汚れが溜まると生地に穴が空きやすくなるので、まず1本目は定期的に洗って大切に育ててみてほしいんです。
上級者になると上手くコントロールできるし、そういう穴を楽しめるようにもなってきますけどね!

洗い方や洗剤選びは?

10~15回穿いたら一度洗濯するのがおすすめです。
洗濯の際はボタンフライを全て閉め、裏返しに。色落ちを防ぐため、お湯ではなく水洗いをして、干すときは裏返しのまま。
陰干しだとなおさら色合いが長持ちするのでいいです。洗剤は無理せず市販で売られている衣類用の中性洗剤で十分ですよ!

サイズ選びは?

まず買ってすぐに洗いたい派の人は2インチ大きいものを買うのがおすすめ。洗濯するとそのくらい縮みます。
生デニムのまま半年ほど穿きたいという人は1インチアップでOK。穿き込んでから洗濯するとそれほど縮まないので、1インチくらいが丁度いいんです。
ただ、ものによって縮率が違うので、選ぶ前に調べることも忘れずに。

そのまま穿くのがいい?
縮ませる?

もちろん好みで決めてOK。
でもほとんどの人が洗って縮ませてから穿くようです。生デニム=育てたいという人が多数なので洗って縮ませてから愛用する人が多いですが、洗わずにデニム同士を擦らせてヒゲやアタリを作るなど立体的な色落ちを楽しむのもおすすめ。
そのまま穿いて、生デニムならではのツヤ感・固い質感を味わうのもいいですよね。

長く育てていくために
日頃のケアはどうしたら良い?

パンツと同じく“生”を選んで育てたいという人が多い「トラッカージャケット」は1870年代後半に労働者用のブラウスとして登場してから進化を遂げ、現在の形に。
こちらもパンツと同じく2サイズ大きいものを選ぶといいです。タイトに着るのが主流なのですが、ダボっとラフに羽織りたい人は3サイズ大きいものをチョイスしてみて。洗濯などの扱い方はパンツと同じでOK!

長く育てていくために
日頃のケアはどうしたら良い?

長く育てていくためにもデニム自体を清潔に保つことが大事。
なるべく洗いたくない時は丸一日外に干し、普段肌が触れている部分に風を通して湿気をとってあげてください。
ちなみにLevi’s®TailorShopではリペアの多彩なメニューを取り扱っています。裾上げに関してはいつでも無料。
いつでも相談がてらお立ち寄りください!